「パンダTC」や「サーカスTC」をバイク(W800)に積載してみた

「パンダTC」や「サーカスTC」をバイク(W800)に積載してみた

2018年9月7日

「パンダTC」や「サーカスTC」がバイクに積載できるかどうか気になっている人が多いようなので、取り上げてみました。

法律的なお堅い話から、実際に「パンダTC」や「サーカスTC」が積載できるのかどうか。ご紹介します。

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バイクの積載物の法律について

バイクの最大積載量は法律で定められているのは皆さんご存知でしょうか?
教習の学科で習ったはずなんですが、私は全く覚えてませんでした😅

というわけで調べてみたところ

重量 30 kg 以下
高さ 地面から2 m 以下
積載装着の幅から左右 15 cm 以下
前後のはみ出し 30 cm 以下

ツーリングキャンパーにとって注意したいのは「幅」なんですが、これを把握するためには「積載装置」という言葉を理解する必要があります。

積載装置とは?

積載装置とは、読んで字のごとく荷物を積載するための装置。具体的にはリアキャリアやキャリアボックスなどが積載装置です。

2人乗りOKのバイクならリアシートも積載装置となるようです。

法律による定義は、「積載装置は、堅ろうで、かつ、安全、 確実に物品を積載できる構造であることとする。」

ですので、積載物はバイクの”最大幅”から15 cmまではみ出してもOK!なんて考えてると、「積載装着の幅から左右 15 cm 以下」という”法律に違反”することになるので、気をつけてください。

パンダTCの収納は幅49cm。リアシートに積載する場合、リアシートが19cm未満だと違反となるわけです。

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サイドバッグやツーリングバッグは積載装置

調べてみると、積載装置はボルトで固定されており、工具無しでは外せないもの。と紹介しているサイトをよく見ますが、法律的には、なんらかの手段で固定されてさえいれば、積載装置と見なされるようです。

そして、法律で積載装置自体の大きさは定めてられてはいない。以上から勘の言い方ならお気付きですね。

サイドバッグやツーリングバッグはもちろん、コンテナボックスも、固定さえしていれば”積載物”ではなく”積載装置”となるんです。

私の使うツーリングバッグは、「タナックス キャンピングシートバッグ2 モトフィズ MFK-102」で、最大幅が82 cmあります。

法律をそのまま解釈するなら、この”ツーリングバッグという積載装置”の上に、左右15cmはみ出した幅112 cmまで積載できることなります。(危ないのでやりませんがw)

ですのでその気になれば結構な大きなのテントでもバイクに積載できることになります。

パンダTCをバイクに積載してみた

写真では、「タナックス キャンピングシートバッグ2 モトフィズ MFK-102」の上にパンダTCを積載しています。

キャンピングシートバッグの上部にある、赤いゴムでパンダTCを固定しています。

パンダTCは5 kg近いの重量があるため、念のため、さらにその上からツーリングネット固定。

これで、走行中ずれることもなく、安心して運転できます。

注意したいのは、キャンピングシートバッグの中身がスカスカだと、パンダTCの重量でバッグが潰れてしまうかもしれないことです。

MFK-101という一回り小さいキャンピングシートバッグもあるので、自分の荷物にあった大きさのバッグを選びたいですね。

サーカスTCをバイクに積載してみた

写真では、「タナックス キャンピングシートバッグ2 モトフィズ MFK-102」の上にサーカスTCを積載しています。

パンダTCの写真と違うところは、バッグの積載量を増やすた横に拡張しています。

ゆう
ゆう

2枚目の写真を比べていただくとわかりやすいです。

赤いゴムで固定するのはパンダTCと同じですが、ゴムの長さはギリギリになります。

また、サーカスTCは10 kg近いの重量があるため、これもパンダTCと同じく上からツーリングネット固定。

10kgの荷物を最上部に固定しているため、重心がやや不安定になっています。運転時は出来る限り車体を傾けないように注意しなければなりません。

過去1度だけ停車中のバイクが倒してしまったことがあります。重心が不安定だったため、バッグのポケットからものを取り出しただけで倒れてしまいました。

まとめ

パンダTCはツーリングキャンパーには最適なサイズだと思います。

ワンポールで設営も楽。仕事後にキャンプに行くと、現地はすでに真っ暗なのですが、そんな中でもヘッドライトのみで、さっと設営できます。

TCではないパンダはもっと小さいので、積載がさらに楽になりますが、男性には小さ過ぎるのでTC買っておいた方が無難だと思います。

気になる点があればコメントくださいね。

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