遂に「ヘリノックス コットワン コンバーチブル」のフルコピー製品がNiturehikeより発売されました。
その名も「Naturehike foldable camping bed NH17X008」。
「ヘリノックス独自のレバー式脚パーツ」は、すでに「ハイランダー」からコピー製品が発売されていますが、残念なことにハイタイプ(コットレッグ)には対応していませんでした。
今回発売された「Naturehike foldable camping bed NH17X008」では、ハイタイプに対応。最初からコットレッグパーツが付いているという優れもの。お値段も1万円強と「ヘリノックス」の3分の1以下です。これは買ってみるしかありません。
というわけで、早速レビューしたいと思います。
外装と内容物
タイトルにはネイチャーハイクと書いてますが、実は私が買ったものはネイチャーハイクではありません。
このコットはOEM商品のようで、ネイチャーハイク以外のブランド(?)からも同じ製品が発売されています。
私は、ネイチャーハイクのロゴが嫌だったので、ロゴが付いてない他のブランドで購入しました。
外装は以外と大きい…今まで使ってた「クオルツ 2WAY ライトビーム コット」と同じかやや大きいぐらい。バイクにはなんとか載せれそうです。
内容物は本体用ポール2本と脚パーツが3つ、そしてコット生地のみです。説明書はありませんでした。
組み立て方
まずは、脚パーツの組み立てです。全てショックコードで繋がっているので、そのまま挿すだけの親切設計。
ただし、真ん中のポールの上下の向きには気をつけてください。
写真奥の脚パーツようにポールが山の形になるのが正解です。
続いてコット生地にポールを挿していきます。
脚パーツ用の穴が大きく、ポールが飛び出しやすいので通しにくいです。
ポールをなんとか通せたら、飛び出さないよう蓋をします。
ループ状のナイロン紐があるので引っ張って…
写真のように、しっかり蓋をしましょう。
脚パーツの取り付けです。最初は真ん中から。
ポールの真ん中には、写真のようなゴムが付いており、脚パーツの溝と合わせるようになっています。
レバーの付いていない方を下に、レバーが付いている方を上にして、カチっと音がなるまでレバーを押し込みます。
想像していたよりも力が要ります。女性や子どもにはちょっと固いかもしれません。
真ん中の脚パーツが付いたら、残り二つも取り付けます。
完成です!
ロータイプに切り替える
ロータイプに切り替えるには、コットレッグパーツを写真のように折りたたむだけです。
ただ、折りたたんだ後は、ゴムで縛らないとショックコードのせいで勝手に戻ってしまいます。
ですので、もしロータイプしか使わないのであれば、コットレッグパーツ自体を外してしまった方が使い勝手がよくなります。
コットレッグパーツは、1本のショックコードに2本のパーツが繋がった状態になっています。
このショックコードを切っちゃえばコットレッグパーツが外れます。
もし、ショックコードを切りたく無いなら…
足先のゴムパーツを外すと…
ショックコードを固定するパーツが出てきますので、玉結びを解けばショックコードを切らずにコットレッグパーツを外すことができます。
全部外すと約1kgの軽量化ができ、収納サイズも一回り小さくなります。
ロータイプの完成です!
ハイタイプとロータイプを比較
耐荷重が150kgと、ハイタイプなら、2人掛けのベンチにもなりそうです。
バイクの積載量に余裕があればハイタイプで使いたいところですが、コットレッグパーツを外してしまった方が、荷物が少なくなるだけじゃなく、撤収も早く済みます。
初めての撤収時、ショックコードで繋がったコットレッグパーツを束ねるのに手間取りまして、今はコットレッグパーツを外し、ロータイプオンリーで利用することにしました。
まとめ
一泊してみた感じ、大きく動くとギシギシと少し音がうるさいです。また生地のテンションはクオルツ ライトビームコットより強いです。
私は音はそこまで気になりませんし、テンションも強い方が好みなので問題ありません。
また、中華製だけあって、最初から小さな傷や汚れがありました。本家ヘリノックスの3分の1の値段と考えれば納得できますが、気持ち悪い人もいるかもしれませんね。
しかし、レバー式、足が3本だけとあって設営撤収が早いです。慣れれば5分いらないのでは無いでしょうか。
耐久性はまだわかりませんが、しばらくは今回紹介したコットをメインでキャンプしたいと思います。