久しぶりのレザークラフト。型紙配布第2弾は ロッジ 9インチ スキレット ハンドルカバーです。
家でもキャンプでも絶賛活用中のスキレット。どうしてもハンドルが熱くなるため、いつもSnow Peak ファイヤーサイドグローブを一緒に利用してました。
ただ、使う度にグローブを用意するのが面倒になってきたので、レザーでカバーを作成してみました。
9インチ用に作成しましたが、大は小を兼ねる。6 1/2インチ スキレットでも利用できました。
型紙も配布しているためよろしければお使いください。
型紙のダウンロード
制作過程紹介
型紙の作成
CADが使えないため、illustratorで作成します。
今回は、かがり縫いを施したカバーにしたいので、縫い穴も一緒に作図します。
レザーの切り出し
作成した型紙を印刷し、レザーを切り出します。
今回は耐熱用のカバーなので、厚めの 3mmレザーで作成しています。
裏表2枚切り出します。
コバ・ヘリの処理
切り出してすぐのレザーはコバが汚いので、ヤスリで削って、ヘリを落とします。かがり縫いにするので、コバのトコノール処理は省きました。(ただ、トコノール処理は、強度が上がるのでやっておいた方がいいです。)
左が処理済み、右が処理前です。
縫い穴を空けて貼りあわせる
分厚いレザーなので、先に穴を空けてから貼り合せましょう。
貼り合せたら、軽くコバをヤスリで削って段差を無くしておきましょう。
かがり縫いをして完成
かがり縫いをするときは、縫う長さの5倍〜6倍程度の紐を用意しないと途中で足りなくなるので注意が必要です。
まとめ
買うと結構な値段がするので、家に余ってたレザーで作れたのは助かりました。
もし、本型紙で作成するなら、かがり縫いでなく普通の紐で作成いただいても大丈夫です。
かがり縫いにした理由は、その方がかっこいい。それだけ。
写真は9インチ スキレットにカバーを付けてみたものです。
6 1/2インチのスキレットに付けた場合はこんな感じ。
ハンドルの大きさに対してカバーが余りますが、使用には問題ありません。