コールマン クイックヒーターと中華版 クイックヒーターを比較してみた

コールマン クイックヒーターと中華版 クイックヒーターを比較してみた

2019年1月31日

冬キャンプで必ず必要なのが暖房器具。皆さん何を使っていますか?

私は主に薪ストーブとガスストーブを利用してるんですが、荷物を少なくしたいときは、携帯性抜群の「コールマン クイックヒーター」を愛用しています。

ただ、真冬のパンダTCでは「コールマン クイックヒーター」一つだとちょっと寒くて…なのでもう一つクイックヒーターを追加しようとAmazon見てたら、

ゆう
ゆう

何この値段!めっちゃ値上がりしてない?

そんなときクイックヒーターのパク…インスパイア商品を見つけてしまい、思わず購入してしまいました。
今回、「コールマン クイックヒーター」と「中華版 クイックヒーター」を比較してみます。

スポンサーリンク

データで「クイックヒーター」を比較

 コールマン中華版
値段5,500円(実売)2,700円
サイズ直径16 × 17.5(h)cm直径15.5 × 14.5(h)cm
重さ約400g約280g
暖房出力660kcal/h860kcal/h
燃焼時間
(470g)
約8.5時間約6.5時間
イグナイター有り無し
付属品なし収納袋
スタビライザー

中華版はOEM商品なのか、YOGOGO、LEKING、Docoolerなど、Amazonで検索するとブランドは違うのに同じ商品がいくつも出てきますね。

いずれも値段は2700円前後。

コールマンの定価は6,853円(税込)なので、半額以下ですね。ただ、私がコールマンを買った頃は3,800円で買えたんですけど、いつの間にこんなに値上がりしたのか…

そして完コピ商品かと思いきや、データを並べてみると、サイズも重さも出力も全部異なります。イグナイターの有無は中でも大きな違いですね。同じなのは形だけ。暖房の強さ的には中華版クイックヒーターの方が高いですが、その分燃焼時間が短くなってます。

コールマンを買ったとき何が不満買って収納袋が付いてないんですよ。中華版は収納袋が付いてるのでその点は嬉しいですね。丁度欲しかったスタビライザーも付いてはのは嬉しい誤算でした。

コールマン(Coleman)
¥9,780 (2024/03/18 23:33:16時点 Amazon調べ-詳細)

屋外キャンプミニポータブルヒーター遠赤ヒーター遠赤外線ヒーター 電子点火 (手動点火)
YO GOGO

写真で「クイックヒーター」を比較

正面写真を比較

右側がコールマン。コールマンは前後ともに反射板が少し曇っているのに対して、中華版は綺麗です。

ヒーター部分を比較

コールマンのコイル部分の網は一定の太さがありしっかりしています。横にイグナイターも付いています。対する中華版は網目が安っぽく、イグナイターはありません。

左からの写真で比較

中華版は左側にガス調整つまみが付いていますが、コールマンはイグナイターの点火装置が付いています。

ゆう
ゆう

今は中華版もイグナイター付が売ってます。150円高いだけなので、こだわりがなければイグナイター付を買った方が楽ですよ。

屋外キャンプミニポータブルヒーター遠赤ヒーター遠赤外線ヒーター 電子点火
YO GOGO

右からの写真で比較

中華版は何も有りません。コールマンは右側にガス調整つまみが付いています。右利きの人はコールマンの方が扱いやすいですね。

正面をアップで比較

中華版の反射板には、何に使うのかわからない穴が右下に空いています。いや、本当に何のために空いてるんだろう…

スポンサーリンク

実際に使用してみる

中華版はイグナイターが付いてないので、ライターで点火する必要があります。100円ライターなどでは届かないので、SOTOのスライドガストーチなどノズルが長いライターがあった方がいいです。対するコールマンは、イグナイターでサクッと点火。

点火した直後の様子です。

中華版は火が全く安定しません。この青い炎が2分ぐらい続いてやっとコイルが赤く変化し安定し始めました。どうやらコイル周辺をプレヒートしないと安定しないようです。

何度か点火テストしたのですが、途中で火が消えてしまうこともあり、安定させるまで時間がかかります。

点火時は、ガスの調整つまみを最大出力にせず弱めにしながら、スライドガストーチで十数秒熱することで多少は安定して点火できるようになりました。

コールマンの方はすぐに赤く変化していきます。やはり高いだけのことはありますね。

燃焼が安定すると、見た目はそこまで変わりません。強い風を当ててもどちらも火が消えることはありませんでした。

写真ではわかりにくいですが、コールマンの方が綺麗に赤色になっています。正面に手を置いた感じ、コールマンの方が熱いと感じました。数値上では中華版の方が上なのですが、コイル部分の作りの違いなのか、熱をきちんと反射できているのか。ともかくコールマンの方が熱かったです。

ゆう
ゆう

ガスの残量の問題かもしれないので、もう少し検証は必要ですね。

まとめ

中華キャンプギアって安いものが多いので、ちょっと怖いもの見たさでつい買ってしまうんですよね。

クイックヒーター については、プレヒートが必要なので、初心者の方は安心のコールマンを買っておいた方が良いかも。

ただ、慣れれば中華版でも問題なく使えるので、値段を取るか楽さと安心を取るかで考えるべきかな🤔

実際にこの2台を持ってパンダTCで真冬のソロキャンプに挑んできます。どこかで結果を報告しますね。

記事で紹介した商品

コールマン(Coleman)
¥9,780 (2024/03/18 23:33:16時点 Amazon調べ-詳細)

屋外キャンプミニポータブルヒーター遠赤ヒーター遠赤外線ヒーター 電子点火 (手動点火)
YO GOGO

屋外キャンプミニポータブルヒーター遠赤ヒーター遠赤外線ヒーター 電子点火
YO GOGO